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2021年7月27日火曜日

絞り|図解 光学用語

絞りとは(しぼり、diaphragm)

 絞りはレンズに入る光の量を調整する穴のことで、開口絞り(aperture diaphragm )ともいいます。カメラのレンズの絞りは次の図のように、複数の羽によって穴の大きさを連続的に変化させることができます。物体からでた光のうち、レンズに入射するのは絞りの内側の光線です。絞りの外側の光線はレンズに入射しません。

絞りの働き
絞りの働き

 絞りを開くとレンズの有効径Dが大きくなるため、レンズに入射する光の量が多くなりFナンバー(f/D)が小さくなります。シャッタースピードを速くすることができ、ピントの合う範囲を示す被写界深度が浅くなります。 

 絞りを絞るとレンズの有効径Dが小さくなるため、レンズに入射する光の量が少なくなりFナンバー(f/D)が大きくなります。シャッタースピードは遅くする必要があり、被写界深度は深くなります。

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