風呂の浴槽に水をためてカメラで撮影してみました。蛇口から出る水は透明、浴槽からあふれる水も透明ですが、浴槽の水は水色に写っています。
水は赤色光をわずかに吸収するため、水の層が厚くなると、青みがかった色になります。そのことは「光と色と 本館」の「水は水色」「海の色は何色に見える? 海の色が違う理由は」で説明してあります。
しかし、それにしても、この写真は水がずいぶん青色に見えます。肉眼ではこんなに青色には見えません。
カメラで撮影すると、肉眼で見たときと色がずいぶん違うことがあります。カメラは機械的に色を感知していますが、私たちの脳は周りの色も判断して色を見ています。ですから、状況によってカメラで設定されているホワイトバランスでは、私たちが見ている色を再現でいない場合があります。
さて、肉眼で見た浴槽の水の色ですが、カメラのホワイトバランスを調整して撮影してみました。 次の写真の左側が元の写真、右側が水の色が肉眼で見たときと同じ色合いになるようにホワイトバランスを調整した写真です。これでけ水の色が変わります。左の写真はバスタブの色も少し青みがかって見えます。
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