フランソワ ドラマール (著), ベルナール ギノー (著), Francois Delamare (原著), Bernard Guineau (原著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳), 柏木 博
絵画に色をつけたり、物体に色を塗ったりすることは昔から行われてきました。現実の色に近いカラー写真や印刷のための色材、布を鮮やかにそめるための色材、食品を美味しくみせるための色材・・・現代においては目的に応じて様々な顔料と染料があります。
古くはラスコーの洞窟の壁画から現在のありとあらゆる色材まで、色材の開発の歴史と発展を解説した本です。
商品の説明
生命の源である光から生まれる色彩。人類は太古の時代から色彩を楽しみ、それを再現しようと努力してきた。本書は人類の歴史の曙の時代から、中世のひそやかな色彩の改良をへて、安定し多彩な色を生み出すことを可能にした「化学革命」の時代を詳述し、さらに色の数を爆発的に増やすIT時代の色のあり方まで検証する。絵画、デザインや染色など「色」にかかわる芸術をより深く知りたい人、必読の入門書。人類の表現活動を支えた技術【アート】の歴史。
単行本: 174ページ
出版社: 創元社 (2007/02)
ISBN-10: 4422211927
ISBN-13: 978-4422211923
発売日: 2007/02
商品の寸法: 18 x 12.6 x 1.8 cm
目次
第1章 絵具と染料
第2章 中世の色彩
第3章 需要と供給の爆発的増加
第4章 化学工業の勝利
資料編
古来より伝わる色材調製法
色名の変遷
染物と染料
オーカーの採石場
ものに色があるのはなぜ?
理想の黒
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