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2025年5月15日木曜日

色の三原色|図解 光学用語

色の三原色とは(いろのさんげんしょく、three primary colors of pigment)

 色の三原色は青緑(シアン Cyan)、赤紫(マゼンタ Magenta)、黄(イエロー Yellow)です。この三色を組み合わせることでさまざまな色を作り出すことができます。

色の三原色
色の三原色
R:赤(レッド) G:緑(グリーン) B:青(ブルー)
C:青緑(シアン) M:赤紫(マゼンタ) Y:黄(イエロー) K:黒(ブラック)

 色の三原色で色を作る操作は光を吸収する絵の具やインクなどの色材を混ぜ合わせることにより新たな色を作り出す混色方法です。

 いまそれぞれの色材に当てている白色光をW(ホワイト)とすると

  C = W - R

  M = W ー G

  Y = W ー B

 従って、

  M +Y = W ー G - B = R

  C + Y = W ー R ー B = G

  C + M = W - R ー G = B

 となります。C、M、Yの色材を均等に混ぜ合わせると黒になります。

  C + M + Y = W ー R ー G ー B = K

  このように光の引き算で色をつくることを減法混色といいカラー写真やカラープリンターなどに利用されています。

 色の三原色についての詳細は下記を参照してください。

【参考】「光の三原色」と「色の三原色」の原理と仕組み|色が見える仕組み(7)

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