2026年1月2日金曜日

色の三原色(CMY)の吸収スペクトルと反射スペクトル

 色の三原色CMY)はシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)の三色です。色の三原色は絵の具などの色材の混合です。次の図のように白地のキャンバスの上で白色光に照らされたシアン・マゼンタ・イエローの色材を混ぜた様子を示したものが色の三原色の図です。

色の三原色(CMY)の混色の図
色の三原色(CMY)の混色の図

  上手から分かるとおり絵の具などの色材は自ら光を出しているわけではありません。白色光のうちある範囲の波長の光を吸収し、それ以外の光を反射します。たとえばシアン(C)の色材は赤色系の光を吸収し、それ以外の光を反射します。その反射光がシアン(C)に見える光となります。同様にマゼンタ(M)の色材は緑色系の光を吸収し、イエロー(Y)の色材は青色系の光を吸収します。次の図はシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)の色材の吸収スペクトルを示したものです。それぞれの色材のスペクトルのピークがある波長が、色材が吸収している光の中心波長になります。

色の三原色(CMY)の吸収スペクトル
色の三原色(CMY)の吸収スペクトル

 色材に吸収されなかった光は反射されます。反射光の成分と色光の混色を理解するために光の三原色RGB)の混色を知る必要があります。次の図のように真っ暗な部屋の中で白地のスクリーンに赤(R)・緑(G)・青(B)の光を当てたときの様子を示したものが光の三原色の混色の図です。緑(G)と青(B)の光を混ぜるとシアン(C)の光、赤(R)と青(B)の光を混ぜるとマゼンタ(M)の光、赤(R)と緑(G)を混ぜるとイエロー(Y)の光になります。

光の三原色(RGB)の混色の図
光の三原色(RGB)の混色の図
「光の三原色」と「色の三原色」の原理と仕組みについては下記のページを参照してください。
【関連記事】「光の三原色」と「色の三原色」の原理と仕組み|色が見える仕組み(7)

 次の図はシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)の色材の反射スペクトルを示したものです。シアン(C)の色材は緑色系と青色系の光を反射します。上述の通り光の三原色で緑(G)と青(B)の光を混ぜるとシアン(C)の光になります。マゼンタ(M)の色材は赤色系と青色系の光を反射します。光の三原色で赤(R)と青(B)を混ぜるとマゼンタ(M)になります。イエロー(M)の色材は赤色系と緑色系の光を反射します。光の三原色で赤(R)と緑(G)の光を混ぜるとイエロー(M)になります。

色の三原色(CMY)の反射スペクトル,
色の三原色(CMY)の反射スペクトル

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